陶芸家 丸田延親

丸田延親

Maruta Nobuchika

かつての伝統を守りながら新しい時代の民芸陶器と芸術作品の生産に立ちより日々作陶に励んでおります。

伝統は、なにもしなかったら8割が消えてなくなる。あとの2割はなにかをして残る(佐賀県鹿島市・祐徳稲荷神社宮司の言葉として紹介)

地元の人に黒牟田焼を再認識してもらうことで、次の世代につなげていきたい(3年後・60歳での佐賀玉屋個展開催を見据えて、2021年取材時点)

あらゆる機会で人間性を磨き、信用と信頼を積み重ねていくことで子供達や孫たちの代に目に見えない資産を残すことができる


受賞歴(Principal Award History)

2006年 日本現代工芸美術展現代工芸賞受賞

作陶歴(Artist Biography)

1964年 黒牟田焼・丸田宣政の長男として生まれる
(幼少期)父の背中を見て育つ。プラモデル・焼き物づくりが好きな少年。小学校では図工が得意で特選入選歴あり
(中学生)家業を継ぐことを意識し始める
(進 学)九州産業大学 芸術学部へ進学。恩師・金ヶ江先生との出会いでオブジェ制作にも取り組むようになる

1987年 九州産業大学芸術学部卒業後、黒牟田に帰り作陶を始める

1989年 日本現代工芸美術展入選(以来24回入選)

1994年 日展初入選(以来14回入選)

2006年 日本現代工芸美術展「現代工芸賞」受賞

2014年 全国高等学校総合体育大会アーチェリー協議会にて、高円宮妃殿下城記念品献上

2016年 日展会友を推挙される

2016年 NHK「美の壺(幻の唐津焼)」に出演

2020年 プロダクトデザイナー・澄川伸一氏、半田理恵氏とともに新作器「MUTA NOIR」を開発(ピースウィンズ・ジャパンの商品開発プロジェクト「EDITION」)

2022年 陸前高田市へ復興記念に陶鉢を寄贈する

2023年 『月刊旅色』2023年4月号に出演・掲載される

2026年 佐賀県陶芸協会 理事に就任

出典:佐賀新聞

略歴

  • 佐賀県陶芸協会に所属(県内約300窯元中、協会員は約60名。日展6回以上入選+日本伝統工芸展6回以上入賞+推薦が入会条件)。人間国宝・井上萬二氏、紫綬褒章受賞の今泉今右衛門氏と同じ協会に所属。50歳を前に条件をクリアして入会。
  • 武雄市の神村学園で陶芸コースの授業を年10回担当。コミュニケーションが苦手だった生徒が授業を通じて変化した経験を「陶芸を通じて人の役に立てる喜び」として語る。
  • 父・先代丸田宣政氏は75歳で脳梗塞を患い、これを機に延親氏は「人間性の発展」の重要性を意識するようになった。父は9年前(旅色記事=2023年時点)に逝去。
  • 趣味はゴルフ。人との出会いや人間性を磨く機会として位置づけている。

出典:佐賀県陶芸協会、ピースクラフツSAGA、旅色綴り


作品・商品

  • 民芸陶器:すり鉢、湯たんぽ、土瓶などの伝統品に加え、コーヒー椀、面取りコーヒー椀、ロックグラスなど生活様式の変化に合わせた新商品を展開。
  • 西九州新幹線開通記念さかずき:隣接する鹿島市の酒どころとのコラボレーションから誕生。
  • 代表的な作品・作品シリーズ:夕暮れシリーズ、焼〆扁壺、黒牟田流し掛け片酒器、日展入選作「朝焼2020」
  • ふるさと納税返礼品例:面取マグカップ(辰砂)、流し掛け小皿2枚、MUTA NOIR各種、フリーカップ等(武雄市のふるさと納税を通じてピースウィンズ・ジャパンが紹介)

出典:旅色綴り、ピースクラフツSAGA